「エラゴン」見てきました。
おそらく、竜好きにとってはこの冬一番の注目映画じゃないでしょうか。
入稿も終わったところで早速見てきました。
ベストセラーの小説の映画化です。原作の小説を書いた人は10代だとか。
ひと言で言ってしまうと、小説の出来の悪いダイジェスト版、というところか。
時間の流れが希薄で、主人公の成長の過程もよくわからない。
あらゆる所で説明不足が目立つ。
この映画、3部作となるようで、それとあわせて評価しなければならないのかもしれないが、
この1作目で観客の心をしっかり掴んでおかねば2、3作目は見てくれない。
正直、ちょっとどうかな…と感じた。
しかし、ドラゴンの動きに関してはすばらしいものがある。
「ドラゴン・ハート」のドレイコ様も、なかなかの出来だったが、唯一飛び方がおかしかった。
翼が空気を捉えていなかった。
しかし、この映画のドラゴン、サフィラはすばらしい飛行を披露してくる。
翼の動きがややおかしいところも僅かにありますが、いままで映像媒体で登場した
どのドラゴンよりもきれいに飛びます。迫力もバッチリ。このへんはさすがハリウッド。
もしかすると、先に原作を読まないほうが映画を楽しめるかもしれない。
しかし、先に映画を見てしまえば小説の楽しみが減るので人にどう勧めるか悩むところだ。
総合評価は辛口の3点といいたいが、今後の続編の期待と、サフィラの奮闘を考えて、5点としたい。
ドラゴンが好きな人なら、見ておくのも悪くない。(青銅竜)
と、なんかのレビュー風にまとめてみました。
原作は現在、3巻まで出ています。(豪華版の場合。)
あっ、2は上下に分かれてるので、2巻まで出ている、かな。
作者が若いんで、荒削り感がありますが、読み応えあります。