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同人誌計画
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挫折。

製作を開始するも、年明けそうそうから仕事が激化し始めた。
いや、もともと楽な仕事じゃない。休みは不定期で、勤務時間は長い。
それがさらに激化し始めた。
1月後半からは「ダブルヘッダー」が恒常化し始めた
昼間と夜間で別の現場を回るのである。
仕事以外は寝ることしか出来ず、それも車の中だ。
現場から現場への移動に高速道路をひた走り、睡魔に襲われる。20分でいいから寝よう、
パーキングに入り、車を止めるや、落ちるように寝る。
ふと目がさめると、前に止まっているトラックのテールランプが目に入る。
まだ車が走っていて、前の車に追突しそうになっていると錯覚し、
うわぁーとか叫びながら必死にブレーキペダルを踏む…ああ、なんだ止まって寝てたのか。
これはダメだ、もうダメだ、いつか死ぬ。または誰かを殺すことになる。
でも、忙しいのは年度末までだ…
そう思っていた。

しかし、3月過ぎても、幾分楽になったとはいえ激務はつづく。
午後3時に家を出て、1時間かけて会社に行き、2時間かけて現場に行き、12時間働いて2時間かけて会社にもどり
1時間かけて翌日の支度をして1時間かけて家に帰る。

本などできなかった。

7月も半ばに入り、参加者からメールが届く。
どうなっているんだ、と。
全員に夏コミに本を出すことを断念する旨の謝罪メールを送る。
泣いた。
しかし泣いている場合ではない、少しでも寝ないと。
3時間したら遠く長野県の僻地に出張なのだ。

かくして、第1次規格は失敗した。
しかし。これで終わるわけには行かない。
私は、「俺の本を作る!!スゴいぜコレは!」と夢を語ってしまった。
少なくない人数の賛同を得た。しかし、期待を裏切ることになってしまった。

夢を語った罪は夢をかなえる事でしか贖えない!!!

時は過ぎ、私は仕事を変え、暇が出来た。
コミックマーケット70の会場からパワーを受け取った。
折れた心は復活した。

今!!計画を再始動せずしていつするのだ!!!

(ちなみに、夢を語った罪は…って言葉。銃夢だったようです。島本和彦かと思ってました(爆))
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