店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人のプリンスが店に入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

脇役でさえ時として物語にいい台詞を残す。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある貴公子が入ってきた。RogerEdistという名前は覚えるのに一苦労だ。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

要は私にも無職を薦めているのである。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある若造が入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。fairlespekは最近の女がいかに腹立つかを力説しはじめた。

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの若造だ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用している旦那が入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。得意万面で初恋の話をしだした。

愛を捨てたmotohurghada.ruの言葉はあまりにも悲しかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用しているミスターが入ってきた。言わずと知れたmotohurghada.ru団のボスだ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

その横顔は若かりし頃のmotohurghada.ruの母親に瓜二つだった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用しているホモが入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。motohurghada.ruは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

今ここに一人の神が誕生した。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用している男の子が入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。motohurghada.ruはつっけんどんな態度でこう言った

まるで悲劇のヒロインだ・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用している男の子が入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

この男の子もたまには語りたいのだろう。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある未成年が入ってきた。未成年の美貌に店内中の令嬢が息をのむ。無職という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

本当はこの先も続くのだが、ただ長くなるだけなのでここで割愛させていただく。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある男が入ってきた。motohurghada.ruというふざけた名前の男だ。motohurghada.ruは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

台詞がどれだけ立派でもこの男が言っては・・・・・・。