他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがあるミスターが入ってきた。言わずと知れたHenrySpund団のボスだ。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

隣のテーブルで１人の美人がHenrySpundの様子を見て笑っていた。

店も賑わいを見せる頃、またAnna_Mixがやってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。Anna_Mixは1歩もその場を動こうとしなかった。

Anna_Mixの言葉にはどこか淫靡な響きがある。

店も賑わいを見せる頃、またAnna_Mixがやってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。Anna_Mixは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

Anna_Mixが他の客に悪戯を働かないよう注意が必要だ。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の若者が店に入ってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。この若者が話すことといえばいつもセクシーダイナマイトの事だ。

・・・完全に正気を失っていた。

店も賑わいを見せる頃、またAnna_Mixがやってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。Anna_Mixは辺りかまわず罵った。

その非情な目が見つめ続けてきた哀切な過去の結末とは・・。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがあるダンディが入ってきた。今夜は最悪の気分だ。HectorWatはつっけんどんな態度でこう言った

何度も何度も自分に言い聞かせていた・・・。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある色男が入ってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

相変わらずうんちくをたれるのがお好きのようだ。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るJazzplaymsk_SEXが入ってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。Jazzplaymsk_SEXはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

Jazzplaymsk_SEXは後半部分は殆ど壁に向かって喋っていた。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の女殺しが店に入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。Normanthikeは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

もう少しかいつまんで話してもらいたいものだ。

店も賑わいを見せる頃、何回かこの店を利用している旦那が入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。無職という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

自虐的ジョークがお得意のようだ。