朝方、見馴れない一人の野郎が店に入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。この野郎が話すことといえばいつも乙女の事だ。

これ以上は暴力的発言が多かったので省かせてもらった。

朝方、見馴れない一人の中年が店に入ってきた。Carolinedicは店内中の淑女に投げキッスをし、Carolinedicはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

そう言いながらCarolinedicは恍惚の表情を浮かべた。

朝方、何回かこの店を利用している中年が入ってきた。JosephNutはウィンクを店にいたマダムに送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか私にそれをぶつけてきた。

昔はもっと素直ないい子だったのに・・・。

朝方、割とよく来るTimothystocaが入ってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。Timothystocaは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

今夜が一段と冷えるのは深々と降り積もる夜雪のせいだけでは無いだろう。

朝方、前に見たことがある中年が入ってきた。GregoryVefは店内中の淑女に投げキッスをし、GregoryVefはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

若い頃は誰でも過ちを犯すものだ。

朝方、前に見たことがある優男が入ってきた。JosephNutが入ってくるなり店内が静まりかえった。JosephNutは周りを警戒するようにこう言い出した。

・・・不様としか言いようが無い。

朝方、前に見たことがある二枚目が入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。Blainecenは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

はい、お疲れさん。

朝方、前に見たことがある若造が入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

この若造からこの話が出てくるとは思わなかった。

朝方、前に見たことがある彼氏が入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。私に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

人間もここまで落ちぶれると大したものである。

朝方、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。言わずと知れたKiaWresy団のボスだ。KiaWresyは1歩もその場を動こうとしなかった。

なぜここまで自信たっぷりに話せるのだろうか。・・・・理解に苦しむ。