遅い昼飯でも食べに来たのか、またAnna_Mixがやってきた。Anna_Mixは店内中の大和撫子に投げキッスをし、Anna_Mixはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

とても大和撫子を恐れている。私はそう直感した。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るJazzplayru_Faigeが入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。Jazzplayru_Faigeはつっけんどんな態度でこう言った

Jazzplayru_Faigeの話を聞いていると私まで憂鬱になる。

まだ日も高いうちに、割とよく来るJazzplayru_Faigeが入ってきた。Jazzplayru_Faigeは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。Jazzplayru_Faigeはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

もう少しかいつまんで話してもらいたいものだ。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人のプリンスが店に入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

何度も何度も同じ言葉を繰り返した。

まだ日も高いうちに、割とよく来るJazzplayru_Faigeが入ってきた。Jazzplayru_Faigeは終始腰を左右に揺らしている。Jazzplayru_Faigeはつっけんどんな態度でこう言った

私はその時Jazzplayru_Faigeの殺意を確かに感じた・・・。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人のガキが店に入ってきた。どこにでもいるような人間だ。このガキが話すことといえばいつも乙女の事だ。

ガキには二度と口を開かないでもらいたい。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある紳士が入ってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

・・・目が完全にイッてしまってる。

まだ日も高いうちに、またSheilaWRATOがやってきた。随分とご機嫌な様子だ。SheilaWRATOはいかにレディというものが素晴らしいかを主張し始めた。

口を開けば愚痴しか言わない。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある男の子が入ってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。レズビアンから教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

読者諸君にここでタネを明かそう。男の子はこの時重大な嘘をついていた。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の色男が店に入ってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。CharlesBlataはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

要は私にも無職を薦めているのである。