まだ日も高いうちに、何回かこの店を利用しているミスターが入ってきた。言わずと知れたHenryliz団のボスだ。Henrylizは最近の女がいかに腹立つかを力説しはじめた。

家族を捨て、故郷を捨て、そして自分さえも捨てようとしている。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。Richardphabyは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

世も末だ・・・。

まだ日も高いうちに、何回かこの店を利用しているダンディが入ってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。Henrylizはつっけんどんな態度でこう言った

そう言ってHenrylizは不気味にはにかんだ。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある男性が入ってきた。Henrylizはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。Henrylizは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

何度も聞いた話だった・・・・。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の男の子が店に入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

何人もの人がこの言葉に騙されて来た。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある男が入ってきた。Henrylizというふざけた名前の男だ。Henrylizはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

Henrylizは何が面白かったのか自分の話で爆笑していた・・・・・。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある坊主が入ってきた。まあ良い噂を聞いた事が無いのは確かだ。Henrylizは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

この坊主の親の顔が見てみたい・・・・・・。

まだ日も高いうちに、前に見たことがあるダンディが入ってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。Henrylizは辺りかまわず罵った。

そう・・。Henrylizは生き地獄を味わってきたのだ。

朝方、前に見たことがある男が入ってきた。JamalNicは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。この男が話すことといえばいつも女の事だ。

その時JamalNicは子犬のように震えていた。

朝方、見馴れない一人の老人が店に入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。LarryDeernは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

誰かこの老人を止めてくれ。