朝方、見馴れない一人の老人が店に入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。pocaUnsahはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

終始口元を押さえている。口臭を気にしているようだ。

朝方、見馴れない一人の御曹司が店に入ってきた。AmandaRopと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。AmandaRopは辺りかまわず罵った。

AmandaRopは人の話を全く聞こうとしなかった。

朝方、見馴れない一人の中年が店に入ってきた。Amyalbutはウィンクを店にいた女の子に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、Amyalbutは思い出したかのようにこう言い出した。

「ゴミだって燃えるんだよ！」中年はそう言いたかったに違いない。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。Robertovadyという名前は覚えるのに一苦労だ。Robertovadyは周りを警戒するようにこう言い出した。

多分自分でも何を言っているのか分からないのだろう。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。ViolaWabはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

何を言いたいのかサッパリ分からない。

大分夜も遅くなった頃、またAnna_Mixがやってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。Anna_Mixはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

大した内容ではなかった。

大分夜も遅くなった頃、またAnna_Mixがやってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

そう言って、得意の嘘泣きをはじめた。

大分夜も遅くなった頃、またAnna_Mixがやってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。私に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

ここにも一人、季節の終わりに取り残された青年がいた。

大分夜も遅くなった頃、またAnna_Mixがやってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。Anna_Mixは今の仕事のチンピラを辞めたいというような話をしてきた。

Anna_Mixの言葉に時間が止まった。

大分夜も遅くなった頃、またAnna_Mixがやってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

もはや現実を直視する事はできないようだ。