朝方、この店の常連のfixIniffがいつものように入ってきた。こそ泥仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

とても妖婦を恐れている。私はそう直感した。

朝方、前に見たことがある紳士が入ってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

あまりにも必死だったので私は思わず吹き出してしまった。

朝方、前に見たことがある学生が入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。Jeffreynusは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

そういう話は犬にでもしてもらいたいものだ。

朝方、見馴れない一人のホモが店に入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。私に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

何度も何度も同じ言葉を繰り返した。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある旦那が入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

Allenapalpは一度医者に診てもらった方がいいかもしれない・・・。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。Virgilwooffという名前は覚えるのに一苦労だ。Virgilwooffは辺りかまわず罵った。

この後、Virgilwooffは出入り禁止にさせてもらった。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある男の子が入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。EmailBombOiはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

・・・目が完全にイッてしまってる。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のTimothystocaがいつものように入ってきた。今夜は最悪の気分だ。Timothystocaは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

社会に対する怒りを私にぶつけてきた。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の老人が店に入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

読者諸君にここでタネを明かそう。老人はこの時重大な嘘をついていた。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある貴公子が入ってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。F3one_com_sooroは辺りかまわず罵った。

思ったほど面白い話ではなかった。