朝方、見馴れない一人の紳士が店に入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。何を思ったのか令嬢の話しをはじめた。

若い頃は誰でも過ちを犯すものだ。

大分夜も遅くなった頃、またSheilaWRATOがやってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。SheilaWRATOは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

・・・不様としか言いようが無い。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の学生が店に入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。SaraZepはいかにマダムというものが素晴らしいかを主張し始めた。

はい、お疲れさん。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがあるガキが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。TimothyBepはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

独り言なのだろうか・・・・・？

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の男の子が店に入ってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

人間もここまで落ちぶれると大したものである。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の老人が店に入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

なぜここまで自信たっぷりに話せるのだろうか。・・・・理解に苦しむ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またSheilaWRATOがやってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。SheilaWRATOは1歩もその場を動こうとしなかった。

・・泣きたいだけ泣くがいい。今宵の酒は悲しい酒だ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またJosephGOrがやってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。JosephGOrは1歩もその場を動こうとしなかった。

未だに過去にすがって生きている。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のTimothystocaがいつものように入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

股間を掻くのだけはやめてもらいたいものだ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の貴公子が店に入ってきた。TimothyBepという名前は覚えるのに一苦労だ。TimothyBepは辺りかまわず罵った。

子供達が泣いてるぞ・・・。